中国琵琶のコンサート
28日は兄夫婦の招待で「閻杰(エンキ) 中国琵琶コンサート」を聴きに行った。
琵琶といえば子どもの頃聴いた「ベンベン」と引きながら謡う日本の琵琶のイメージしか持ち合わせていなかった。ところが始まると同時に体中に電気が走った。
形は同じ様でも全く違う楽器でした。
4本の弦を5本の爪で引くものです。(因みに演奏者の閻杰(エンキ)の爪は鼈甲)
4オクターブ半の音域があり、そのため音色も自由自在。10本の指を自在に動かしての演奏は目をつぶって聴くと琵琶とピアノだけとは思えないほど多様な音の表現に驚いた。
昨年聴いた野沢香苗(http://nozawakanae.jugem.jp/)の二胡の妖しい音色も好きだが、千変万化の閻杰の中国琵琶のなんと素晴らしいことか。
プログラムは中国古来の民謡、クラシック(彼女は大学ではクラシックの専攻らしい)、日本の曲など多岐にわたるすばらしいコンサートだった。
私はハチャトリアンの「剣の舞」とジャズ風にアレンジしたシューベルトの「セレナーデ」が印象に残った。ピアノ奏者の宮川真由美さんの演奏も素晴らしかった。
演奏の合間の中国語なまりのおしゃべりも楽しく、さらに演歌、タンゴ、津軽民謡、沖縄民謡、ロシア民謡などのメロディをギター、マンドリン、津軽三味線、琉球三味線などの音色で表現して見せたのも面白かった。
初めて聴く中国琵琶の音色と繊細でダイナミックな閻杰さん&宮川真由美さんの演奏に感動の2時間だった。
機会があればもう一度聴きたい。
(写真をクリックすると拡大します。)
中国琵琶は、もともと果物の「批把」に形が似ているので「枇杷」であったが「琵琶」になったのは琴や瑟(おおごと)に影響を受けているようです。「枇杷」にはそれぞれに意味があり、「枇」は、外に向けて弾く動作、「杷」は内に向けて弾く意味があるそうです。
演奏者の閻杰のHP(http://www.hellenism.co.jp/enki/index.html)
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